10月・11月は、人気補助金の募集が立て続けに締切を迎える「ラストチャンス月間」です。
今年も、販路拡大・新事業・DX化を後押しする注目の制度が複数募集されています。

この記事では、特に小規模事業者が今すぐ動くべき3つの補助金を整理しました。


小規模事業者持続化補助金(第18回公募)
 難易度

業種を問わず、全国の小規模事業者が対象です。
販路開拓・業務効率化・新商品開発などに是非活用していただきたい補助金です。
補助上限は最大250万円。補助率2/3。
締切は2025年11月28日です。

ただし、申請に必要な「事業支援計画書(様式4)」は、商工会・商工会議所の発行が必要で、発行には1〜2週間かかるため、準備はすぐに開始してください


事業環境経営基盤強化事業(小規模事業者向けアシストコース)
 難易度

東京都が実施する補助金で、既存事業の高度化や生産性向上で活用できます。
補助上限額は200万円、補助率2/3。
第4回募集の締切は2025年12月12日です。

審査では「地域経済への波及効果」や「生産性向上の具体性」が重視されます。
設備投資やIT導入などを検討している事業者は、早急に計画をまとめましょう。
予算の関係で難易度は少々難しくなっていますが、狙い目です。


新事業進出補助金
 難易度

国が実施する、新しい分野への挑戦を支援する補助金です。
昨年度終了した事業再構築補助金の後継補助金の位置づけです。
新サービス開発や新技術導入など、成長分野への進出で活用できます。
第2回公募の締切は2025年12月19日です。

採択ポイントは、「なぜこの事業をいま始めるのか」「どんな価値を社会に提供できるのか」を明確にすることです。
十分に練った事業計画が採択への近道ですので、専門家の支援を受けながら策定してください。


⏰ ぜひ専門家の支援を!

これらの補助金は、どれも申請準備に最低2〜4週間は必要です。
書類作成、商工会の確認、見積取得などを考えると、ギリギリでは間に合いません。

最近の補助金においては事業計画書の審査が厳格化されてきています。
そのため、採択率は2,3年前と比べるとかなり低く(難易度アップ)なってきました。

コロナ時代の補助金とは状況が大きく異なっていますので、実績がある高品質なサポートを提供している専門家の支援を受けることをおすすめします。

補助金を上手に活用して、あなたの事業を一歩前へ進めましょう。