新事業進出補助金
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新事業進出補助金とは

昨年度大人気でした「事業再構築補助金」の後継補助金です。

新市場・高付加価値事業への進出を通して、企業規模の拡大・付加価値向上・生産性向上を図る投資を補助するものです。
従業員の賃上げも目的となっています。

事業再構築よりも厳しくなった点

そのお悩み解決します

○ 知人から勧められたけど、当社でも申請できるの?
○ 以前申請したけど不採択になってしまった・・・
○ 申請したいけど準備する時間がない・・・
○ 信頼できる専門家はどうやって選べばいいの?
○ 採択後の実績報告が大変って本当?

新事業進出補助金の概要

申請可能事業者
資本金(xx以下)常勤従業員数(xx以下)
製造業、建設業、運輸業、旅行業、その他3億円300人
ゴム製品製造業(自動車又は航空機用タイヤ及びチューブ製造業並びに工業用ベルト製造業を除く。)3億円900人
卸売業1億円100人
サービス業5,000万円
100人
ソフトウェア業又は情報処理サービス業3億円300人
旅館業5,000万円200人
小売業5,000万円50人

※一般社団法人、一般財団法人は対象です
※医療法人は対象外です(社会医療法人は対象です)
応募時点で従業員数が0名の事業者は申請不可です。
新規設立・創業後1年未満の事業者は申請不可です。
※16ヶ月以内に事業再構築補助金、ものづくり補助金の交付決定を受けた、又は補助事業実施中の事業者は申請できません

第2回スケジュール

1)申請締切2025年12月19日

2)採択発表:2026年3月頃 ←遅れる場合が多いです

3)交付申請:申請準備は想像以上に大変です。申請してから交付決定が出るまで1ヶ月程度掛かります。

4)補助事業実施:事前着手はできません。交付決定前に実施した分は対象外となりますので、ご注意ください。

補助率・補助上限

補助率
 1/2

補助金額
【従業員数20人以下】750万円~2,500万円(3,000万円)
【従業員数21~50人】750万円~4,000万円(5,000万円)
【従業員数51~100人】750万円~5,500万円(7,000万円)
【従業員数101人以上】750万円~7,000万円(9,000万円)

※(賃上げ特例要件)補助事業実施期間内に、以下の要件(1)、(2)を満たした場合は括弧内の金額となります。
(1)給与支給総額を年平均6.0%以上増加させること
(2)事業場内最低賃金を年額50円以上引き上げること

申請条件とは 重要

以下の要件を満たす3-5年の事業計画の取組が必要です。

1.新市場進出要件

以下の①②③を全て満たすことが条件です。

①製品等の新規性要件
 補助事業で製造等する製品等が「新規性」を有するものであること。

②市場の新規性要件
 補助事業で製造等する製品等の属する市場が、新たな市場であること。新たな市場とは、既存事業で対象となっていなかったニーズ・属性(法人/個人、業種、行動特性等)を持つ顧客層を対象とする市場を指す。

③新事業売上高要件
 事業計画期間終了後、新たに製造等する製品等の売上高又は付加価値額が、応募申請時の総売上高の10%又は総付加価値額の15%を占めることが見込まれる。

2.付加価値額要件

補助事業終了後3~5年の事業計画期間において、付加価値額(又は従業員一人当たり付加価値額)の年平均成長率が4.0%(「付加価値額基準値」)以上増加する見込みの事業計画を策定すること

3.賃上げ要件

補助事業終了後3~5年の事業計画期間において、以下のいずれかを行うこと
(1)一人当たり給与支給総額の年平均成長率を、事業実施都道府県における最低賃金の直近5年間(令和2年度~令和6年度)の年平均成長率( 「一人当たり給与支給総額基準値」)以上増加させること
(2)給与支給総額の年平均成長率を2.5%( 「給与支給総額基準値」)以上増加させること

4.事業場内最低賃金水準要件

補助事業終了後3~5年の事業計画期間において、毎年、事業所内最低賃金が補助事業実施場所都道府県における地域別最低賃金より30円以上高い水準であること

5.ワークライフバランス要件

次世代育成支援対策推進法に基づく「一般事業主行動計画」を「両立支援のひろば」に公表していること

一般事業主行動計画を「両立支援のひろば」に掲載する場合、1~2週間程度要します。早めの準備をお願いします。また、公表した一般事業主行動計画は、可能な限り管轄の都道府県労働局へ届け出てください。

6.金融機関要件

補助事業の実施にあたり金融機関等から融資を受ける場合は、その金融機関等から事業計画の確認を受けていること

対象外となる事業

・補助事業の主たる内容を他者へ外注又は委託する事業、及び具体的な補助事業の実施の大半を他社に外注又は委託し、企画だけを行う事業
・不動産賃貸、駐車場経営、暗号資産のマイニング等、実質的な労働を伴わない事業又は専ら資産運用的性格の強い事業
・1次産業(農業、林業、漁業)に取り組む事業 など

①機械装置等費 (建物費といずれかが必須)
対象

専ら補助事業のために使用される、機械装置、工具・器具、専用ソフトウェア、情報システム等の購入、製作、借用に要する経費

対象外の例

・車両、運搬具は対象外。
・既存の機械装置・システム等の単なる置き換えは対象外。

②建物費 (機械装置・システム構築費といずれかが必須)
対象例

専ら補助事業のために使用される、生産施設、加工施設、販売施設、検査施設、作業場、その他事業計画の実施に不可欠と認められる建物の建設・改修に要する経費

対象外の例

建物購入、賃貸は対象外

③運搬費
対象例

運搬料、宅配・郵送料等に要する経費

④技術導入費
対象例

補助事業遂行のために必要な知的財産権等の導入に要する経費

⑤知的財産権等関連経費
対象例

補助事業の開発成果の事業化にあたり必要となる特許権等の知的財産権等の取得に要する弁理士の手続代行費用や外国特許出願のための翻訳料など知的財産権等取得に関連する経費

⑥外注費(検査・加工・設計等に係るもの)
対象例

・補助事業遂行のために必要な検査等・加工や設計等の一部を外注(請負、委託等)する場合の経費
・補助上限額:補助金額全体の10% ←大部分を外注に頼る補助事業は申請不可

⑦専門家経費(補助上限100万円)
対象例

・補助事業遂行のために必要な専門家に支払われる経費
・専門家の技術指導や助言が必要不可欠である場合は、学識経験者、兼業・副業、フリーランス等の専門家に依頼したコンサルティング業務や旅費等の経費

⑧クラウドサービス利用費
対象例

・専ら補助事業のために使用されるクラウドサービスの利用に関する経費

広告宣伝・販売促進費
対象例

・補助事業で製造又は提供する製品・サービスに必要な広告(パンフレット、動画、写真等)の作成及び媒体掲載、補助事業のPR 等に係るウェブサイトの構築、展示会出展、ブランディング・プロモーションに係る経費
・補助上限額:事業計画期間の1年当たりの売上見込み額×5%
 (過剰な広告販促は申請できません)

対象外となるおもな経費
対象例

・既存事業に活用する経費(専ら補助事業に使用すると認められない)
・事務所に係る経費(家賃、保証金、敷金、仲介手数料など)
・フランチャイズ加盟料
不動産購入費、構築物の購入費
・事業計画書・申請書・報告書など事務局に提出する書類作成・提出に係る費用
・汎用性があるもの(補助事業以外で使用可能なもの)例:パソコン、タブレット、プリンター、スマホ、複合機、カメラ、書籍、家具など
・自社の人件費

補助金獲得までの流れ

補助金申請に慣れている方

ライトサポート
申請~採択をサポート

着手金 150,000円

成功報酬 10%


・採択発表でサポート終了します
・不採択の場合でも着手金の返金はありません
・成功報酬は申請時の補助金申請額の10%となります

おすすめ!安心サポート

着手金 150,000円

成功報酬 15%


・実績報告完了でサポート終了します
・不採択の場合でも着手金の返金はありません
・成功報酬は申請時の補助金申請額の15%となります

よくある質問

申請する事業がまだ決まっていませんが、申請できますか?

事業内容が具体的に決まっていませんと事業計画書が作成できません。実施する事業内容、場所、スケジュール、必要経費などを計画書に記載しなければなりません。できれば必要経費が分かる見積書などを取得してください。
早めにご連絡いただければ、事業内容の具体化に向けアドバイスさせていただきます。

採択率はどのくらいでしょうか?

事業再構築の採択結果が参考になると思います。事業再構築補助金の採択率は2023、2024年は総じて30%前後でした。2025年3月〆切(第13回)では32.1%となっています。難関補助金の一つです。

補助金サポートする専門家の選び方は?

行政書士の資格があるか、認定支援機関に登録しているかをご確認ください。

補助金申請先は行政庁ですので、行政書士でない者は書類作成、申請代行はできません。
(単に事業計画書のアドバイスだけでしたら資格は不要です)

また認定支援機関でない場合、多くは外注に頼っているのが実情です。たとえサポート会社自体が認定支援機関であっても、担当者のスキルが十分とは限りません。担当者の経験や、1つの事業計画にどれだけ時間をかけているかを確認することが大切です。

着手金がない専門家との違いは?

「着手金ゼロ」をうたう場合、ご依頼案件に多くの時間を掛けることはできません。そのため、低品質な事業計画の策定サポートで数をこなすサポート会社があると言われています。また成功報酬を高額に設定しているケースもあるようです。

当事務所は1つの事業計画書策定に5-10日掛け高品質なサポートを維持するため、着手金を設定させたいただいていますのでご了解ください。